十代選手の見えない壁
この大会はここまで十代選手の活躍が目立ったが王手をかけるには道が遠そうだ。

左:松井千夏(LAND) vs 右:小林海咲(SQ-CUBE)

健闘を讃え合う二人
事実上の決勝戦と思われた第1シード松井 千夏(LAND)、第8シード小林 海咲(SQ-CUBE)戦で小林は自らの展開で勝利を逃がした。 ファイナルゲーム小林は5-0とリードして、流れを失わせていたのに、攻める必要がない場面での連続ボレーミスで倒れかけていた松井に肩を貸して起こしてしまった。そうなれば全日本で百戦錬磨の松井にはチャンスだ。 この試合だけはマッチオーバーの声を聞くまでは手を緩めては勝てない。
結果、小林には高い授業料となった。

左:机 伸之介(SQ-CUBE) 対 右:清水孝典(SQ-CUBE)
清水 孝典(SQ-CUBE)と机 伸之介(SQ-CUBE)の対戦はファイナルゲーム、机の強打を巧く凌いできた清水もさすがに疲れが見えてきた。 今まで取れていたボールの領域を完璧に返せず点数は離されていく。ついには左足がつった それでも机は容赦なく渾身の強打を繰り出してくる。ボールに届かないように勝利にも届かないのか……。
机はマッチボールを迎える。しかし、前を狙った一球が僅かにダウンした。 天を仰ぎラケットを投げ出し、 コンダクト・ウォーニングをもらう。
流れが微妙に変わった。 傷めた足をかばいながらも却って丁寧に返球する清水に対し、ただ強打を繰り返し単調な机。意地でも強打で決めたい机だが、力みが出て決まらない。 こうなると全日本での魔物を経験している清水、 無理をしない我慢のスカッシュで対抗して、マッチボールを得たチャンスでの渾身のドライブに今までの想いがのり、マッチオーバーとなった。
山崎 真結(SQ-CUBE)と酒井 佑季(北里大学)にも四強への道は遠い物だった。

左:岡田 賢(同志社大学) 対 右:前川宏介(SQ-CUBE)
ファイナルにもつれこんだ試合がもう一試合ある。昨年の三位決定戦と同じ組み合わせの第4シードの岡田 賢(同志社大学)と第5シード前川 宏介(SQ-CUBE)だ。
前川は第3ゲームを取れなかったことで岡田にスリーバックを許すことになってしまった。